【okkaaa】Z世代のDIYアーティストokkaaa、地球温暖化をテーマに挑んだ新たなチルホップ・シングル「熱波」、本日8/11(水)配信!MVプレミア公開決定、SF短編小説も公開。
okkaaa(オッカー)
ミュージシャン、ライター、フォトグラファーなどさまざまな顔を持つZ世代DIYアーティストokkaaa(オッカー)。本日(8/11)、地球温暖化というテーマに挑んだ新曲「熱波」が配信リリースされた。
前作「Heartbeat」で、ポストコロナの時代へのメッセージをポップの衣に纏って掲げたokkaaaが、それに続くシングル曲として創作した「熱波」は、気候変動・地球温暖化という大きなテーマを、彼独特のスマートな感性で表現している。
おりしもこの8月9日(月)には、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が第6次評価報告書で、地球の平均気温が2030年前後に産業革命前に比べて1.5度上昇すると公表した。主な原因として、初めて人間活動の温暖化への影響を断定している。
人はこの永遠に続く熱と共生していかねばならない。そんなテーマのこの楽曲がまさにタイムリーに響く。
歴史上最も困難な大会となった、コロナ禍のそして猛暑の中の無観客オリンピックという非日常の祭典を経て、われわれはどこへ進むのか。いまこの瞬間に流れる特異な空虚感や危機感を、無機質なタイプビートが織りなすドープなトラックとエモーショナルなボーカルで描き出す、まさに新時代のチルホップともいえる傑作が誕生した。
また、本日、自らが制作したMV(リリック・ビデオ)も20時にプレミア公開となる。サーモグラフィー的な熱に支配された、イメージのふくらむ映像で、こちらもokkaaa自らが演出・制作している。
「熱波」Music Video
(8月11日 20:00~ プレミア公開)さらに、同じテーマにインスパイアされたSF短編小説「熱波」の公開が始まる。オフィシャルHP内の特設サイトにて今週金曜日(8月13日)に第一章が解禁。毎週金曜に新章が追加され、9月には完成予定。是非あわせて楽しんでほしい。
※小説概要
異常な熱波のなか、私は歌を書き始めた。地球規模の気候変動により、熱波が全世界を覆いつくそうとしていた。迫り来る熱波の壁、地上に蔓延するウイルスによる殺戮。okkaaaが地球温暖化をテーマに挑んだ恐ろしくも美しい短編SF。
※上記リリック・ビデオのエンディング近辺のテロップには、短編小説の一節が掲げられており、小説のティザーの役割も果たすという面白い試みとなっている。
■okkaaaニュー・シングル
「熱波」(読み:ねっぱ)
2021年8月11日(水)配信
lyrics & music: okkaaa
arranged by okkaaa, sp1nner
produced by sp1nner
Recording, Mixing & Mastering engineer: okkaaa
Label: Virgin Music Label and Artist Services
okkaaa
1999年生まれ、アーティスト、文筆家。ミュージシャンを軸にさまざまなクリエイターとしての側面を持つセルフプロデュースアーティスト。ライターとして、AWA公式ライターを担当。心地よく響くウィスパー・ボイスと歌詞が特徴で、ヒップ・ホップ、R&B、ゴスペルなど様々なジャンルの要素を感じることができる。楽曲制作もさることながら、ミュージック・ビデオの制作、楽曲のジャケットやwebサイトなども全てセルフ・プロデュース。Enter Tech Lab主催『CHACCA CHALLEGE』で最優秀賞を獲得。シングル「積乱雲」は2019年のベスト・ミュージックとして数多くのキュレーターからピックアップされ、グラミー賞にノミネートされたプロデューサー/ DJのstarRoなど、日本の最もホットなプロデューサーからの支持を得ている。個展、ライブとして「有機体と枯淡」、「網膜」など。2020年にはVirgin Music Label and Artist Servicesから、シングル及びEPをリリース。流動的でボーダーレスな芸術性を持つokkaaaは、インディペンデントな姿勢を保ちつつ、現⾏シーンを吟遊詩人的に横断し、視覚と聴覚の両者で自己表現を続けている。