【ブログ】BEST OF 2020 上半期 スタッフが選ぶ年間ベストソング5選 Part.3
目まぐるしく変化した2020年も、もう7月。COVID-19や世界的なBLMムーブメントなど、世界規模で大きな変化と影響をもたらす出来事が起こり、今まで普通と思っていたところから切り離された生活を築き上げるきっかけになりました。音楽業界もライブやフェス、リリースの自粛、キャンセルなどが続きましたが、オンラインライブやリモートレコーディングなど、新しい形での音楽活動が生み出されることに。
今回のスタッフブログでは、そんな変動に満ちた2020年上半期にリリースされたCaroline、そしてオールジャンルから、スタッフが選ぶベストソングランキングを紹介します!
★ Caroline Staff:コジマリ
本搾りピンクグレープフルーツ(果汁29%)の消費量がすごい!
JPEGMAFIA – COVERED IN MONEY!
2018年にリリースされたJPEGMAFIAの『Veteran』を聞いて衝撃を受け、それからずっと好き。いつも勢いのある奇想天外な展開のトラックを作っているJPEGMAFIA、やることなすことスタイルがあっておしゃれ。現代版André 3000って感じです。
REMA – Ginger Me
ナイジェリア出身の若手ラッパーのREMA。アフロビーツが夏らしくトラディショナル的な音階がグッとくる!個人的には、彼のUSトラップっぽいトラックより、アフロビーツ感溢れる曲のほうが好み。
Injury Reserve – Rock n Roll
歯医者のオフィスでアルバムを制作したり、オタクっぽくもある鬼才3人組のInjury Reserve。去年の来日公演も超盛り上がったという彼ら。この曲のエモさ、このスローさ、そして壊れたけど優しいオルガンのようなサウンド、宅録っぽさがグッときます。
そして、ちょうどこれを書いている最中に、Injury ReserveメンバーのJordan Alexander Groggsの訃報が。
Thank you so much for sharing your amazing creativity with us, rest in peace:’(
Soccer Mommy – bloodstream
Thrill Jockey、K Recordsやelephant6を聴き漁っていたインディーロック最盛期を彷彿させるような、懐かしいインディーロックサウンド。こういう甘酸っぱいキラキラしたの、欲してたんです。
jan and naomi – 幽の核<<Neutrino>>
新しくもオールドスクールなテクノ&シューゲイザー&鉄骨感を感じるこの曲。janの思いつきで唐突に作られたMVも、初期衝動が止まない的なバイブスを感じられます。
■All Genre TOP 5 Songs (順不同)
Minchanbaby – 星をみるひと
こんなにキャッチーで、カッコよくて、かわいい曲、他にあるのか?!と思うくらいキュートでたまらない。君とならキキとララみたいにこの先も永遠に〜。yingyangAran – get down
1stアルバム『stairs of yingyang』のファーストトラック。かっこいい。謎の多い若きラッパー、yingyangAran、鋭くて、情緒不安定のエモーショナルさがあって、音のセンスも良くて、注目してます。Major Lazor – King of the Party (feat. Mr. Killa)
この曲、遊びすぎでしょ!とつっこみたくなるこのアゲ具合。タイトルもやばくないですか。トリニダードトバゴ発祥のsocaをフックアップしたのはアツい!そして何よりも、Mr. Killaが気になる。この曲が収録されている『Soca Storm EP』、1stトラックのSoca Stormもお祭り具合が最高です。Arca – Mequetrefe
このトラックが収録されているNEWアルバム「KiCk i」のビジュアルもかっこいい。この曲はMVも素敵だったのでセレクト。SOPHIEとのコラボ曲「La Chíqui」も2人の良さとジュークっぽさが凝縮されてて楽しかった!DJ Pacifier – Beginning to Breathe
DJ Pacifier、”モントリオールのラジオ局「n10.as」でButtonPushMasterのショーの共同ホストを務めているノイズ/インダストリアルバンド出身のアーティスト”というなかなかニッチなアーティスト。ノイズメーカーブレイクコア、ハードコアキッズも喜びそうなトラック。飽きない流れ、ちょっとチープなシンセ音とかも良い。