Everything But The Girl(エヴリシング・バット・ザ・ガール) ベン・ワットとトレイシー・ソーンの2人が1982年結成し、これまでに10枚のアルバムをリリースしてきたエヴリシング・バット・ザ・ガール。1999年のアルバム『Temperamental』を最後に、活動を停止。そんな2人が24年ぶりの新作アルバム『FUSE』を本日リリースし、新曲「No One Knows We’re Dancing」のリリック・ビデオを公開。またアルバム発売を記念してBBC MUSICにて”Run A Red Light (Live For BBC6)”を公開した。「No One Knows We’re Dancing」は、本日に発売されるエヴリシング・バット・ザ・ガールのニュー・アルバム『FUSE』からの新曲で、最近のシングル「Run A Red Light」、「Caution To The Wind」、「Nothing Left To Lose」に続くもの。これらアルバムからの先行トラックはメディア、ラジオ、そしてファンの間で大きな反響を呼んでいる。 「No One Knows We’re Dancing」について、トレーシーは次のように語っている。「パンデミックの間、私たちは皆、ナイトライフや外出の共同性を失っていたと思う。この曲は、満員の週末のクラブのピークタイムへの賛辞ね 〜 顔、秘密の生活、ベンが2000年代初頭にDJをしたクラブ。。。」 「テンポは意図的に夢のようだね」と ベンは付け加える。「スロー・ダウンしたディスコ、思い出のように。プロデューサー兼DJのユアン・ピアソンにグルーヴにボディをプラスしてもらったら、彼は素敵なシンセラインを振りかけ、イタロ風味の太いドラムを加えてくれた」。 ベンとトレイシーが2022年の春夏に楽曲を書き、プロデュースした『FUSE』は、バンドが90年代半ばに最初に開拓した光沢のあるエレクトロニック・ソウルを現代風にアレンジしたものだ。ソーンのインパクトのある豊かな質感の声は、サブベース、シャープなビート、半光のシンセ、無の空間、きらめくトラックの中から再び前面に出て、その結果、音響的に現代的でありながら時代を超越したバンドのサウンドが生まれたのだ。2人は自宅とバース郊外の小さな川沿いのスタジオで友人でエンジニアのブルーノ・エリンガムと一緒に秘密裏に録音を進めた。最初の2ヶ月間、アルバム・ファイルのアーティスト名は単にTREN(トレイシーとベン)で、初期のテイクは、パンデミック隔離中にベンが自宅のiPhoneで録音したアンビエント・サウンドのモンタージュと即興のピアノ・ループをまとめたものだった。 エヴリシング・バット・ザ・ガールは、1982年にコール・ポーターの「ナイト・アンド・デイ」のハードなジャズ・フォークのカバーで英国のインディー・シーンでブレイクした。その後、彼らは80年代を通じて、英国でゴールド・アルバムを獲得し、ジャズ、ギター・ポップ、オーケストラのウォール・オブ・サウンド、ドラムマシンのソウルに挑戦した。1992年にワットがまれな自己免疫状態から臨死体験した後、2人は1994年にミリオンセラーとなった熱烈なフォークトロニカ『Amplified Heart』でシーンにカムバックする。その作品にはニューヨークのDJ/プロデューサーであるトッド・テリーのリミックスのヘビー・クラブ・プレイから図らずも世界的なラジオの成功へと飛躍した彼らの最大のヒット曲「ミッシング」が含まれている(全米2位/全英3位)。4つのUKトップ40ヒットを生み出したこのアルバムは、バンドの最初のプラチナセールスアルバムとなった。2000年のモントルージャズフェスティバルでの最後のショーの後、2人はエヴリシング・バット・ザ・ガールとしての活動をそのピークで停止。ソロ活動や作家として活躍を続け、そして今年、24年ぶりのニュー・アルバム『FUSE』を4月21日金曜日にリリースした。 <Run a Red Light (Live for 6 Music)> <No One Knows We’re Dancing (Lyric… もっと読む »
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【Everything But The Girl】24年振りの新作『FUSE』が4月21日にリリース決定!!
EVERYTHING BUT THE GIRL (エヴリシング・バット・ザ・ガール) Everything But The Girlが、4月21日に24年ぶりとなるスタジオ・アルバム『Fuse』のリリースとその詳細を発表した。10曲入りアルバムのオープニング・カットとなるファースト・シングルは『Nothing Left To Lose』に決定。Charlie Di Placido監督 (Kojey Radical, Jungleなど)による映像も本日同時公開された。 2021年の春から夏にかけてBen WattとTracey Thornによって書かれ、制作された『Fuse』は、バンドが90年代半ばに初めて開拓した艶やかなエレクトロニック・ソウルを現代的にアレンジしたものとなっている。サブ・ベース、シャープなビート、ハーフライトのシンセ、空虚な空間からなるワットのきらめくサウンドスケープの中で、ソーンの印象的で豊かな質感の声が再び前面に出ており、これまで同様、現代的、同時代的なサウンドでありながらエイジレスなバンドのサウンドに仕上がっている。 バンドの再出発とニュー・アルバムについて、トレイシーはこう語っている。 「皮肉なことに、2021年3月にレコーディングをスタートしたとき、このニュー・アルバムの完成されたサウンドについて、あまり関心事がなかったの。もちろん”待望のカムバック”といったプレッシャーは承知していたから、その代わりにあらかじめ方向性を決めないで、思いつきを受け入れる、オープンマインドな遊び心の精神で始めようとしたのね。」 2人は自宅とバース郊外の小さな川沿いのスタジオで、友人でエンジニアのブルーノ・エリンガムと密かにレコーディングを行った。希望と絶望、そして鮮明なフラッシュバックが交互に現れるこのアルバムの歌詞は、時にとらえどころがなく、時に詳細に描写され、再出発することの意味をとらえている。 ベンは次のように語っている。 「エキサイティングだったね。自然なダイナミズムが生まれたんだ。私たちは短い言葉で話し、少し顔を見合わせ、本能的に共同作曲をした。それは、私たち2人の自己の総和以上のものになった。それだけでEverything But The Girlになったんだ」。 二人のスタジオでの新たなパートナーシップは、新しいアルバム・タイトルにもつながった。 「プロとして長い間離れていた後、スタジオでは摩擦と自然な火花の両方があった」とトレイシーは言う。「私たちがどんなに控えめにしていても、それは導火線に火がついたようなものだった。そして、それは一種の合体、感情の融合で終わった。とてもリアルで生きている感じがしたわ」。 <リリース情報> タイトル:『FUSE』 発売日:2023年4月21日 (配信・輸入盤CD/LPにて予定 ) 試聴/予約はこちらから <アルバム収録予定曲> Nothing Left To Lose Run a Red Light Caution to the Wind When You Mess Up Time and Time… もっと読む »