【Peter Gabriel】満月の4月6日(木)に、来るべき新作アルバム『i/o』のタイトル曲のBright-Side Mixをリリース!
Peter Gabriel (ピーター・ガブリエル)
満月の4月6日(木)、ピーター・ガブリエルがリリースするアルバム『i/o』のタイトル曲のBright-Side Mixをリリースした。ピーター・ガブリエルが作曲・プロデュースした『i/o』は、主にウィルトシャーのReal World StudiosとロンドンのThe Beehiveで録音された。この曲にはSoweto Gospel Choirが参加しており、彼らは南アフリカのHigh Seas Studiosでレコーディングされている。
「今月の曲はi/oで、i/oは入力/出力という意味だ。多くの電気機器の裏に書かれているこの言葉が、物理的、非物理的な方法で、私たちが自分自身に入れたり出したりしているものについてのアイデアを呼び起こした。それがこのアイデアの出発点であり、その後、すべてのものの相互関連性について語ろうとしたのだ。でも、私たちは独立した島々ではなく、全体の一部なのだということがよくわかった。もし、自分たちがよりよくつながっていて、まだ個人でありながら、全体の一部として見ることができれば、何か学ぶべきことがあるかもしれない。」
『i/o』というアルバムタイトルの候補は、ファンの間では以前から知られていて、現在のプロジェクト名、アルバム名、そしてこれから始まるツアー名にもなっているが、ガブリエルは次のように語っている。
「『i/o』という曲を書くことはずっと念頭にあったけど、タイトルが先になったんだ。」
「i/o」は、映画『Wall-E』のために録音された曲「Down to Earth」でフィーチャーされ、南アフリカでネルソン・マンデラやデズモンド・ツツ司教のイベントで2度共演したこともあるSoweto Gospel Choirとガブリエルが再び仕事をすることとなった。「このSoweto Gospel Choirの活動全てを知っているわけではないが、彼らと仕事をするときはいつも素晴らしいものだった。このアルバムでは、彼らが歌うたびにエネルギーを感じることができるし、『Wall-E』のために作った曲では、ただただ喜びを感じているんだ。心に響くものがある。」
今月の曲は、リリースごとに異なるアーティストと仕事をするというテーマを継続し、Olafur Eliassonの作品を使用したジャケット画像となっている。ガブリエルが彼に初めて会ったのは、リトル・サン・プロジェクトを立ち上げたときになる。 「Olafur Eliassonは、様々な意味で光の王と呼ばれる素晴らしいアーティストだ。彼の作品の多くは光や自然に関するもので、特にこの曲には彼がぴったりだと感じ、彼が「イエス」と言ったときはとても嬉しかった。この作品は、2022年の「Colour experiment no.114」という作品だ。Olafurはアーティスト、科学者、マジシャンを混ぜ合わせたような存在だと思う。彼は常に世界や自然、光、そして私たちの経験について使命感と何かを語っていて、それが私たちと環境の関わり方を考え直すきっかけになっている。」
「i/o」は、これまでの満月のリリースと同様に4月6日にリリースされるMark ‘Spike’ Stent のBright-Side Mixとは異なるミックス・アプローチである、Tchad Blake のDark-Side MixとHans-Martin BuffのIn-Side Mixが、月の後半にリリースされる予定。すでにヨーロッパ、北米ツアーの詳細も発表されており、LONDONのThe O2、NYCのMadison Square Gardenなどでの公演が決定している。
フル・アルバムの詳細は後日発表される。
<「i/o (Bright-Side Mix)」>
<リリース情報>
「i/o (Bright-Side Mix)」
2023年4月6日デジタル限定配信